メンテナンス
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「毎年、台風の季節が近づくと落ち着かない」
「うちの屋根、台風で飛んだりしないかな…」
「台風のたびに、何か対策しておけばよかったと思う」
そんな声を、夏になると多くいただきます。
こんにちは。株式会社縁家(えんや)の職人です。
福岡は九州の中でも比較的台風の直撃を受けにくい地域と言われますが、それでも毎年数回は影響を受けます。
特に近年は台風が大型化する傾向にあり、以前は無事だったお家でも油断できない状況になってきました。
地震と違って、台風は「事前に予測できる」災害です。ということは、備えることができるという意味でもあります。
この記事では、台風シーズンに入る前にご自宅で確認していただきたい7つのセルフチェックポイントと、もし被害が出てしまった場合の火災保険の活用方法まで、職人の視点でお伝えします。
台風の被害は、地震とは全く違う性質を持っています。まずは、台風が建物にどんな影響を与えるのかを整理しましょう。
台風の風速は、大きなものだと秒速40m以上に達します。この風圧で、屋根瓦がめくれたり、雨樋が変形したり、外壁のパネルが外れたりといった被害が発生します。
特に築年数が経った建物や、以前に軽微な破損があった箇所は、風圧で一気に被害が拡大しやすい傾向があります。
風だけでなく、風に飛ばされたものが建物にぶつかることによる被害も無視できません。近隣の物置のトタン、木の枝、看板、隣家の瓦などが飛んでくると、外壁や窓ガラスを破損することがあります。
飛来物被害は「うちが気をつけていても防げない」被害で、火災保険の対象になるケースが多いのも特徴です。
台風には強風だけでなく、大雨も伴います。普段は問題ない屋根や外壁でも、大雨のときに雨漏りが発生することがあります。
これは、コーキングの劣化やわずかなクラック(ひび割れ)が原因のケースがほとんど。
普段は雨水が入る前に流れ落ちますが、台風のような横殴りの雨だと、隙間に水が入り込みやすくなります。

ここからは、台風シーズンに入る前にご自宅で確認していただきたい7つのポイントをご紹介します。特別な道具は必要ありません。ご家族で一緒にチェックしてみてください。

見るべき場所
職人からのアドバイス
屋根瓦が少しでもズレていると、台風の風で一気に飛ばされる可能性があります。屋根に登っての確認は絶対にお控えください。地上や2階からの目視で「なんとなく違和感がある」と感じたら、専門家にご相談ください。

見るべき場所
職人からのアドバイス
雨樋が詰まっていると、大雨のときに雨水が溢れて外壁を伝い、雨漏りの原因になります。台風前に一度、雨樋の中を点検しておくことをおすすめします。

見るべき場所
職人からのアドバイス
普段は問題ない程度のひび割れでも、台風の横殴りの雨で水が侵入する原因になります。名刺の厚み(0.3mm)程度以上の幅のひび割れがあれば、台風前に応急処置しておくことをおすすめします。

見るべき場所
職人からのアドバイス
コーキングを指で押してみて、弾力がなくカチカチに硬くなっていたり、亀裂が入っていたら要注意です。ここが劣化していると、台風時の雨水侵入の入り口になります。

見るべき場所
職人からのアドバイス
排水口が詰まっていると、大雨時にベランダがプール状になり、水が室内側に流れ込むことがあります。台風前には必ず掃除しておいてください。

見るべき場所
職人からのアドバイス
これらが強風で飛ぶと、ご自宅だけでなく近隣にも被害を及ぼす可能性があります。台風接近前には、屋内やガレージに片付けるか、しっかりと固定してください。

見るべき場所
職人からのアドバイス
シャッターや雨戸がある窓は、台風前に必ず閉めるようにしてください。ない窓には、台風接近時に養生テープを「米」の字型に貼ることで、万一割れた際のガラスの飛散を軽減できます。

台風が接近する数日前から前日にかけて、追加でできる対策をご紹介します。すべて特別な工事は必要ありません。
職人からの一言
完璧な対策は難しくても、できる範囲の備えをするだけで被害は大きく減らせます。「これだけやっておけば大丈夫」という安心感が、台風時のご家族の心の負担も軽くします。

どれだけ対策をしていても、台風の被害を完全に防ぐことはできません。もし被害が出てしまった場合に、意外と知られていない大切なお話をお伝えします。
「火災保険は火事のための保険でしょ?」と思われている方が多いですが、実は台風による被害は、多くのケースで火災保険の対象になります。
火災保険で対応できる可能性のあるケース
台風被害で最も多い失敗は、「保険で対応できるとは知らずに、自費で修理してしまった」というケースです。
加入している火災保険の内容によって対応範囲は異なりますが、まずは「保険で対応できるかも」と保険会社に確認することを強くおすすめします。
火災保険の申請には、被害箇所の写真・被害状況の説明資料・修理見積書などが必要です。特に修理見積書は、専門的な知識がないと作成できません。
縁家では、火災保険の申請に必要な「修理見積書」の作成もサポートしています。

縁家がサポートできること
大切なお願い
私たちは保険会社ではないので、「必ず保険が下りる」とお約束することはできません。保険が下りるかどうかは、加入されている保険内容と、実際の被害状況によります。
ただし、「保険を使えるかもしれない」と気づかずに自費で修理してしまう方が非常に多いのが現状です。まずは一度、ご自宅の状態を確認して、保険で対応できる可能性があるかをご相談ください。
悪徳業者にはご注意ください
「保険で必ず修理費が全額下りる」「保険を使えば実質無料で工事ができる」といった営業をする業者がいます。これらは正確な情報ではありません。
縁家では、正確な情報をお伝えし、お客様が納得された上でお進めいただくことをお約束します。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
「台風前に、うちの家の状態を見てほしい」
「気になる箇所があるけど、大丈夫かな?」
「台風被害で火災保険が使えるか相談したい」
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