外壁塗装
外壁塗装

外壁塗装について、こんなふうに感じたことはありませんか?
「仕上がりを見ても良し悪しが分からない」
「ちゃんと手順通りに塗ってくれているのか、確かめようがない」
「同じ塗料でも、業者によって持ちが違うのはなぜ?」
こんにちは。
福岡県、職人直営の塗装会社・縁家(えんや)の職人です。
外壁塗装は、塗り終わってしまえば、どの業者が塗ってもパッと見はきれいに仕上がります。
でも、10年後に大きな差が出るのは、じつは「塗っている最中」の品質チェックなんです。
今日は、ふだんお客様が目にすることのない、職人の品質チェックの裏側を、正直にお話しします。
業者を選ぶとき、そして工事が始まったあとに「ここを見ておけばいい」というポイントとしてお役立てください。
外壁塗装の品質は、完成した見た目ではほとんど判断できません。
塗りたては、丁寧に塗った家も、工程を省いた家も、同じようにツヤがあってきれいに見えるからです。
差が出てくるのは、3年後・5年後・10年後。
塗膜の剥がれ、色あせ、コーキングの切れといった形で、少しずつ表面化してきます。
そして、その差を生むのは、塗料そのものより「工程を正しく踏んだかどうか」です。
ここからは、その工程のなかでも特に品質を左右する5つのポイントを、裏話としてお話しします。

塗装の一番はじめの工程が、高圧洗浄です。
長年の汚れ・カビ・チョーキング(古い塗膜が粉状になったもの)を洗い流します。
ここで大事なのは、洗浄の丁寧さと、洗ったあとの「乾燥」です。
汚れが残ったまま塗ると、塗料が下地にしっかり密着せず、数年で剥がれる原因になります。
工期を早めるために乾燥を待たずに塗り始めると、見た目は問題なくても、内部の密着が弱くなってしまいます。
「待つ」という地味な工程が、じつは仕上がりの寿命を左右しています。

塗る前の下地補修は、完成後にはまったく見えなくなる工程です。
だからこそ、丁寧さに差が出やすい部分でもあります。
こうした補修を省いて上から塗ってしまうと、ひび割れやサビが塗膜の下で進行し、早期の劣化につながります。
塗る前の「仕込み」にどれだけ手をかけるかが、そのまま持ちの差になります。

外壁塗装は「下塗り・中塗り・上塗り」の3回塗りが基本です。
ただ、大切なのは回数そのものよりも、各層のあいだの乾燥時間を守っているかどうかです。
塗料には、メーカーが定めた「乾燥時間」があります。
前の層が乾ききる前に次を塗ると、塗膜が本来の性能を発揮できず、密着不良やムラの原因になります。
見た目だけなら2回塗りでもきれいに仕上がってしまうため、回数や乾燥時間のごまかしは外からは分かりません。
だからこそ、工程の記録が大切になります(詳しくは後半で)。

塗料は、製品ごとに「希釈率(薄め方)」が決められています。
水性なら水、油性ならシンナーで、規定の範囲内で薄めて使います。
ここで規定より多く薄めると、塗料が伸びて必要な量が減るため、使う側のコストは下がります。
ですが、そのぶん塗膜が薄くなり、本来の耐久性や防水性が発揮できなくなります。
薄めすぎは、仕上がりの見た目にはほとんど表れません。
だからこそ、規定の希釈率と塗布量を守っているかどうかが、静かに品質を左右する裏話のひとつです。

意外と知られていませんが、外壁塗装には「塗ってはいけない日」があります。
塗料は、気温や湿度の条件が整っていないと、正しく乾燥・硬化しないからです。
工期を優先してこうした日に塗ってしまうと、乾燥不良や施工不良の原因になります。
天候を見て「今日は塗らない」という判断ができるかどうかも、品質を守るうえで大切なチェックです。

ここまでお話ししてきた品質チェックには、共通点があります。それは「完成すると見えなくなる」ということです。
高圧洗浄も、下地補修も、乾燥時間も、塗り回数も、終わってしまえば確認のしようがありません。
縁家(えんや)は、職人直営です。営業会社を介さず、現地を見た職人が最後まで責任を持って施工します。
下請けに丸投げしないので、そもそも工程を省く理由がありません。
縁家では、洗浄・下地補修・各工程の塗装など、完成後には見えなくなる作業を写真で記録し、お客様にご報告しています。
「ちゃんとやってくれたのか」を、お客様ご自身の目で確認いただけるようにするためです。
見えない部分をあえて見えるようにする——それが、私たちが考える誠実な塗装工事のかたちです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
「うちの外壁の状態を見てほしい」
「他社の見積書、工程まで確認してほしい」
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